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教える仕事はこんなに色々! ピンとくるのはどれ?

教える仕事がしたい・・
そう考えたとき、誰もが真っ先に思い浮かべるのは、やはり学校の教師でしょうか。
小・中・高と活躍の場も幅広く、勉強だけに留まらない子どもたちとの触れ合いも魅力的ですよね。
とはいえ、

「勉強ではなく、自分の得意なものを教えてみたい」
「免許や資格がなくても、人に教える仕事ができないかな・・・」

思わずそうつぶやいた皆さんもご安心ください! 教える仕事は学校教師以外にも、社会のあらゆる分野に広がっています。その中にはもちろん、無資格で始められるものも。
幼稚園や保育園などの幼児教育、塾、家庭教師、スクールの講師やセミナー講師、各種指導員など、じつにさまざまな「教える」が、今の世の中では求められているのです。

ではいったい、教える仕事にはどんなものがあるのでしょうか。今回は、その種類をできるだけたくさんあげていきたいと思います。ピンとくるものを探してみてくださいね。

<教える仕事> 保育系

●幼稚園教諭

3歳から入学前の子どもを教育指導する仕事。遊びや芸術活動、運動を通して、子どもの心身の発達を支え、感性や人間性を育てます。保育園と比べ「教育」を重視しているのが特徴。
幼稚園教諭免許状の取得が必要です。

●保育士

0歳から6歳までの子どもを預かり、保育します。食事や睡眠、排せつといった日常生活のお世話をしながら、一緒に遊んだり活動することで、幼児の健やかな成長を促す仕事。
保育士資格を取得し、保育園や保育所に就職します。

●ベビーシッター

個人宅を訪問し、親の代わりに子どものお世話をする仕事。食事や睡眠などの面倒を見たり、一緒に遊んだり、しつけや教育をすることも。
資格はとくに必要ありませんが、育児経験や知識は求められます。ベビーシッター派遣会社に登録するのが一般的。

<教える仕事> 学校教育系

●小学校教師

6歳から12歳までの子どもの学習、生活を指導する仕事。主要科目を教え、学級活動や行事、PTAや地域活動など、仕事は多岐にわたります。
小学校教員免許状が必要。その後、公立、私立それぞれに採用試験を受験します。

●中学校教師

専門科目を教え、学級活動、クラブ活動、学校行事などを監督指導します。進路指導も大切な役目。思春期の子どもたちと接するため、幅広い経験や人間性が求められます。
中学校教諭免許状を取得し、公立、私立ともに、それぞれの採用試験に合格する必要があります。

●高校教師

免許を持つ科目を教えますが、高校の科目は専門性が高く、教師自身のレベルアップが欠かせません。同時にホームルームや部活動、進路指導、行事運営などをこなし、かなりハードな業務。
高校教諭の免許状を取得後、公立、私立それぞれの採用試験を受け、採用となります。

●養護教諭

学校の保健室に勤務し、生徒の体調不良やケガの対応、健康診断、予防指導など、健康管理全般に関わります。悩みを抱える子どもたちの相談を聞き、ケアする役割も。
養護教諭免許状を取得後、公立、私立ともにそれぞれの採用試験を受けます。

●特別支援学校教諭

障害をもつ生徒のための特別支援学校の教員です。小学生から高校生まで、一人一人の体と心の状態に合わせ、きめ細かい対応で生徒たちの成長を支えます。
幼稚園・小学校・中学校・高校の教員免許のいずれかを取得し、福祉系の大学で所定の科目を修了後、特別支援学校教諭免許を取得。その後自治体の教員採用試験を受験します。

●専門学校教師

専門学校のジャンルは、ビジネス、機械、デザイン、ファッション、理美容、調理、観光などさまざま。教師になるには、自分の専門分野で実務経験を積んだり、関連資格を取得したり、コンテストに入賞するなどの実績が求められます。一般企業で働くかたわら、専門学校で教える人も。

<教える仕事> 学習系

●塾講師

受験対策や、家庭学習のサポートを行う学習塾では、いかにわかりやすい授業をし、生徒の成績を上げるかがポイント。授業や教材、課題などに工夫をこらし、結果が出たときの喜びはひとしお。人気講師となれば収入アップも見込めます。
資格は不要ですが、学歴や教師経験を重視する塾も。面接・採用試験があります。

●家庭教師

完全マンツーマンで生徒のレベルに合わせた指導ができ、進歩が目の当たりなのでやりがいも十分。時給も高く、とくに学生には人気の仕事です。ただし生徒宅を訪問するので、保護者とのスムーズなコミュニケーションも求められます。
資格はとくにありませんが、高学歴や教師経験は優遇される傾向。派遣会社に登録するのが一般的です。

<教える仕事> スクール系

●こども英語講師 

幼児から小学生くらいを対象に英会話を教え、絵や歌、ダンスなど楽しく英語が身につくように工夫します。近年、公立小学校で英語が必修となり、需要が高まっています。
英語が得意で子ども好きであれば、とくに資格は必要ありません。

●外国語教師

英語以外にもヨーロッパからアジアまで、語学スクールは人気。言語だけでなく、文化や習慣なども学び、その国のエキスパートになるつもりで臨みましょう。
資格はなく、各学校の採用試験に合格すればなることができます。

●日本語教師

外国の人に日本語を指導する仕事。国内だけでなく、海外の日本語学校で働く機会も。日本語が話せるだけでは不十分で、正しい日本語の知識、わかりやすい教え方、また教える相手の国に関する知識も必要。一般教養、人柄も重要です。
語学系大学で日本語教育を学び、民間の養成講座や検定を受ける人が多いようです。

●パソコンインストラクター

近年、ますますニーズが高まっているパソコン講師。フリーで仕事を請け負ったり、パソコン教室に勤務しますが、最大の魅力は、自分の可能な時間に仕事できる点。自ら教室を開校する人もいます。パソコンスキルに加え、人に教えるスキルも必須な仕事です。

●楽器インストラクター

ピアノ、バイオリン、ギター、ドラムなど、未経験から経験者までレベルに合わせて指導します。楽器に対する知識、扱い方、音楽理論など幅広い知識と、演奏力が必要。
楽器教室や、市民講座などの講師、自宅で教えるなど、働き方が自由なのがメリット。

●スポーツインストラクター

スポーツクラブやジムで、会員の指導にあたる仕事。相手に合わせてメニューを組んだり、器具の安全な使い方をレクチャー・実演します。
スポーツ経験は必須で、さらに民間のスポーツ関連資格を持っていれば有利に。

●各種カルチャー講師

自分の得意な分野で講師をしたいなら、カルチャーセンターに問い合わせてみるのも手。採用されるには、他に似たような講座がすでにないかチェックしておくこと。書道や着付けなどの特技から、料理、手作りアート、フラやヨガなどの趣味まで、教える仕事に変えるチャンスです。

<教える仕事> セミナー系

●セミナー講師

自分の知識や経験、ノウハウを売りにするフリーランスの仕事。初期費用なしで始められ、つねに最新情報を発信する必要があるため、自分を高めながら収入が得られます。人気講師になれば、セミナーをDVDや本にして二次使用することも可能。スクールや企業の募集に応募する、企画して売り込む、自分自身で主催するなどやり方もいろいろです。

●企業研修講師

会社の業務におけるノウハウや知識を、社員である受講者にレクチャーする仕事。専門知識とスキルを、いかに実用的にわかりやすく講義するかが研修講師の腕の見せ所です。
資格はありませんが、養成講座などを受講するのはおすすめ。始めは企業の募集に応じるか、派遣会社に登録して仕事を請け負います。

<教える仕事> 指導員系

●学童保育指導員

放課後の小学校で、学童保育の子どもたちを見守る仕事です。一緒に遊んだり、宿題を手伝ったり、工作やスポーツの指導をしたりもします。
働く人は、教師や保育士の有資格者からパート勤務の主婦までさまざま。基本的に資格は不要ですが、今年から「放課後児童支援員」資格が創設され、2人以上の配置が義務付けられています。

●児童指導員

子どもがさまざまな事情で親元を離れ入所する児童福祉施設で、しつけや学習、生活指導を行います。また児童相談所や学校、子どもの親との連絡など、まさに親代わりとなってサポートします。
最終学歴ごとにいくつか条件があり、いずれかを満たした場合に児童指導員になれます。

●職業訓練指導員

求職者が即戦力となるために通う認定職業訓練校では、自動車整備、木工、電気工事などさまざまな訓練科があり、知識や技能を教える指導員のニーズが高まっています。
訓練や試験、講習を経て免許を取得し、自治体の採用試験に合格することが必要。

●教習指導員

自動車教習所で、運転技能と学科を教えます。運転社会に出ていく人々に、事故の怖さと交通ルールの大切さを伝えるのが役目。最近は女性や若い指導員も増え、明るい雰囲気に。
21歳以上で、指定の教養科目と講習会を受け、公安委員会の試験に合格すればOK。

いかがでしたか。
教える仕事にはまだまだたくさんの種類がありますが、主なものをあげてみました。
「これならできるかも」「やってみたい!」
そんなふうに思える仕事があったでしょうか。

「教える」ことは日常で誰もがしていること。けれどそれを仕事にしたとき、強い責任感と大きなやりがいが生まれることに気づくはず。それは他の仕事ではなかなか得られないものかもしれません。
この価値ある「教える仕事」を、皆さんも一生のパートナーにしてみませんか?