生徒の『もうやりたくない!』に効く、モチベーションアップ術

教える仕事に就いていると、なかなか勉強モードに入れない生徒に手を焼く機会は少なくないものです。
やる気のない生徒は厳しく叱り、集中するように指導したくなるでしょう。

しかし、すべての生徒が叱られた経験によって、心を入れ替え真面目に取り組むようになるわけではないのが、正直なところです。
叱られたことによってさらに「勉強はイヤな存在だ」という印象が強くなり、「もうやりたくない」とそっぽを向いてしまう可能性も。

生徒のモチベーションが下がっているときにこそ、試してもらいたい指導法をご紹介します。

「もうイヤ!」状態の生徒に対し、「途中で投げ出すのはよくないよ」「勉強しないとだめなんだよ」「もっとしっかりやらないといけないよ」と諭す言動は、実はあまり効果的ではありません。

生徒の多くは、勉強をしなくてはいけないことを分かっていながら、思うように進められず四苦八苦しています。
「やらなければいけないのに、できない」と判断できているからこそ不安や焦りが生まれ、そしてそこから反抗的な態度や不真面目な言動がはじまっていくのです。
そんな状態で悩んでいる生徒に対し、正論で返したところで残念ながら問題解決にはつながりません。

「先生も昔、勉強ができなくて0点をとったこともあるよ」
「宿題の量がどんどん増えて、去年よりも忙しいよね」
等、まずは生徒の発言を理解する姿勢を見せましょう。
生徒の発言に同意ができない場合であっても、「否定を避ける」ということは互いの信頼関係構築につながります。

生徒の発言を、否定しない

「もうイヤ!」状態の生徒に対し、「途中で投げ出すのはよくないよ」「勉強しないとだめなんだよ」「もっとしっかりやらないといけないよ」と諭す言動は、実はあまり効果的ではありません。

生徒の多くは、勉強をしなくてはいけないことを分かっていながら、思うように進められず四苦八苦しています。
「やらなければいけないのに、できない」と判断できているからこそ不安や焦りが生まれ、そしてそこから反抗的な態度や不真面目な言動がはじまっていくのです。
そんな状態で悩んでいる生徒に対し、正論で返したところで残念ながら問題解決にはつながりません。

「先生も昔、勉強ができなくて0点をとったこともあるよ」
「宿題の量がどんどん増えて、去年よりも忙しいよね」
等、まずは生徒の発言を理解する姿勢を見せましょう。
生徒の発言に同意ができない場合であっても、「否定を避ける」ということは互いの信頼関係構築につながります。

自分で決めさせる

例えば100ページのテキストを終わらせる場合に、先生側から生徒へ「毎日○ページやろう」「一日○時間はやってね」と提案すると、生徒は「やらされている」という意識を持ってしまいます。
「やりたくないけど、やらされている」という意識はモチベーションを下げ、「勉強はつまらない」という印象を招いてしまいます。

そうならないために、「100ページのテキストを、○日までに終わらせるにはどうすればいいと思う?」と聞き、自分で計画を立てさせましょう。
その際、「予備日」をあらかじめ決めておくことが大切です。
例えば、生徒が「一日5ページずつ進め、20日後に終わらせる」という計画を立てた場合には、「一日5ページ前後進め、23日後に終わらせる」と予備としての3日間を予定に含み、ゆとりを持たせます。
どんなに綿密な計画を練っても「部活が長引いて進められなかった」というような出来事は起こりうるので、「思うようにできなかったからもうイヤだ!」を招かないためにも予備日は必須です。

計画進行期間には、こまめに声をかけ進捗をチェックしましょう。
うまく進められていない様子があれば、居残りなどの時間を与え「自分で決めたことは必ず遂行させる」という癖をつけさせます。毎日特定ページ数を進めたという経験より、「自分で決めたことが出来ない場合に、自由な時間が奪われた」という経験が肝心だからです。
また、きちんと計画通りに終わらせることができた場合には、「それが当然のこと」とは思わずにしっかりと褒めてあげましょう。
「決めたことをきちんと達成すれば、褒められる」という印象は、生徒に達成感とともに責任感を植え付けます。

思い切って、肯定する

それでもまだまだ「勉強はいやだ!」モードから抜け出せない生徒には、思い切って言動を肯定してみましょう。
これは「否定しない」という方法と似ているようですが、それと比べると大胆な方法です。

例えば、生徒が「もう勉強なんかやりたくない!」と言ったとき「それは間違っているよ、やらなければいけないんだよ」と伝えるのが否定。「疲れているときに勉強するのって疲れるよね」などと返事するのが否定をしないということ。
そして肯定は、「やらなくてもいいよ」と言うことです。
教える立場として、「勉強をしない」という考えを肯定するのは間違っているのでは?と思われるかもしれませんが、それは生徒にとっても同じ。生徒も、まさか肯定されるとは思っていない場合がほとんどです。

生徒が「もういや!」モードに入ったとき、「調子が悪いときは身につかないから、一度帰ってからもう一度おいで」「疲れているなら、今日はもうやめにしちゃおう」など提案してみてください。
生徒は、自分の感情的な「やりたくない」が責任をはらんでしまうことを恐れ、「やっぱりやる」という結論に達する可能性が非常に高いのです。
地団駄を踏むように「こんなのいやだ!」「勉強なんておもしろくない!」という状態に陥っている子を冷静にさせるとき、「肯定」は非常に効果的なやり方です。

勉強を進める上で、生徒のやる気・モチベーションは無視できない大切な存在です。
生徒のやる気が低迷しているようであれば、切り返しひとつひとつにも注意し、うまく支えてあげることが成長への近道となるでしょう。

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