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「教えるって素晴らしい!」―教える仕事の意義とやりがい

世の中にあふれるたくさんの仕事の中から「教えるシゴト」を選び、大きな夢と期待に胸をふくらませている皆さん、こんにちは!
きっとお一人お一人が、さまざまな理由で「教える」ことに興味を持ち、ここに来られていることでしょう。

「友だちに勉強を教えるのが得意。仕事に生かしたい」
「忘れられない恩師のように、今度は自分が生徒たちを支えたい」
「自分の専門分野の楽しさと奥深さを伝えられたら・・・」

きっかけはいろいろでも、「教えたい」「伝えたい」という熱い思いは同じ。
そして今の世の中、そんな皆さんの熱意を形にするフィールドは、数多く用意されています。
幼稚園教諭、学校教師、塾や各種スクール・研修などの講師、家庭教師・・・
現代の日本では「教える仕事」のニーズは幅広く、やる気のある「教える人」はつねに、あらゆる組織で求められているのです。

そこで今回は、教師・講師の方々がこの仕事を選んだ理由とやりがいを探り、そこから見えてくる価値や素晴らしさをあらためて見直していきたいと思います。

「教えたい!」さまざまなその理由とは

●人に教えることが好き・得意だから
●子どもや学校が好きなので、関わる仕事がしたかった
●自分が夢中になった分野の魅力を伝えたい
●人生を変えてくれた恩師のようになりたい
●子どもたちに生き方や学ぶ楽しさを教えたい
●未来を担う子どもたちを教える尊い使命を果たしたい
●日本の教育に不満がある・変えたい

「教えたい」という人にその理由を尋ねたとき、「教えることが好き」という答えはやはり圧倒的。
「友人に勉強を教えて、理解してもらえたときの快感が忘れられない」「わかっていたつもりでも、人に教えると不足していた部分が見えて自らも成長できる」など、教えることがもたらす喜びとメリットを、多くの人が実感しているのがわかります。
「子どもや学校が好き」という人は、自分自身が先生のサポートで充実した学校生活を送ってきたため、次は自らが先生側になって、子どもたちに学校を楽しんでもらいたいと考えているようです。
「自分が夢中になった分野の魅力を伝えたい」人は、「教えることで自分自身の知識も深まり、さらにレベルアップできるはず」と期待している面も。
「恩師」がきっかけになったケースでは、「あの先生のように生徒一人一人と真剣に向き合う教師になりたい」など、具体的な目指す教師像を持っている人がほとんどです。
「子どもたちに人生や学ぶ楽しさを教えたい」人の中には、いじめや勉強の悩みを先生の助けで乗り越えた経験を持ち、それを活かして子どもたちのサポートをしたいと考えている姿が。
少数ですが「受けてきた教育を次世代につなぐことに貢献したい」「日本の教育システムは欠点が多いので、変えていきたい」と大きな抱負を語る人も見られます。

教える仕事にはやりがいがいっぱい!

それでは、実際に教える仕事をしている人は、日々、どんなところに「やりがい」を感じているのでしょうか。学習塾の講師の場合を見てみましょう。

①成績不振だった生徒が伸びたとき

これは、教える側として何よりもやりがいを感じる瞬間でしょう。自分の選んだやり方が、その生徒に合っていたことの証明であり、教師としての自信が高まるとともに、「この仕事を選んでよかった」と実感でき、日ごろの疲れも吹き飛びます。

②生徒のやる気がアップしたのがわかるとき

授業を真剣に聞いてくれる、授業後に質問に来る、課題をきちんとやってくる・・・そんな前向きな態度が見られるようになると、教える側も気合が入ります。やる気満々でどんどん吸収してくれる生徒に教えるくらい、やりがいを感じられることはありませんね。

③生徒や保護者に感謝されたとき

「先生のおかげで勉強が楽しくなりました」「何も言わなくても自分から机に向かうようになりました」などと感謝されたときは、自分が教えることで誰かの役に立ったという喜びとやりがいを噛みしめる瞬間です。

④学ぶことの楽しさを生徒が理解してくれたとき

知らなかったことを学ぶときのわくわくした気持ち、わからない問題が理解できたときの嬉しさ。そんな時間を生徒と共有できたとき、やりがいとともに、もっともっと教えたい、という気持ちが強くなるようです。

⑤生徒が自分に心を開いてくれたとき

あまり話さなかった生徒が、好きなことや悩みを打ち明けてくれるようになった、進路相談で自分を真剣に頼ってくれた、体調を心配してくれた・・・など、生徒と心が通じ合ったときは、教師をやっていてよかったとしみじみ思うもの。ほかの仕事ではなかなか得られない、感動の体験といえるかもしれません。

⑥教えることが自分自身の成長につながったとき

教えたり、疑問に答えたりすることで、これまで習得してきた専門分野の知識や考察が深まることがあります。つねに生徒とともに向上していけるのも、教える仕事の醍醐味。

⑦生徒の成長を目の当たりにし、社会に貢献したと思えるとき

生徒が能力的にも人間的にも成長したのを実感したとき、自分の知識と経験を活かし、これから社会に出ていく人材の成長に貢献できた達成感はかけがえのないもの。教えることを通して社会的な使命を果たしているという気持ちが、大きなやりがいをもたらしてくれます。

「教える仕事」の意義とは?

このように、さまざまなやりがいに満ちた「教える仕事」。
そこから見えてくる、この仕事の意義を考えてみたとき、その素晴らしさと価値は、次の3つに集約されるのではないでしょうか。

●未来の社会を担う人材の育成に貢献する
●知識や文化の継承という、社会的使命を果たす
●自分自身の学びを追求し、向上し続ける

まとめ

教える仕事が選ばれる理由、そのやりがいと意義について見てきました。
教えることに興味はあるけれど、仕事としてはまだイメージが掴めていなかった方も、なんとなく現実的な光景が見えてきたのではないでしょうか。

教育とは古来から受け継がれてきた、そしてこれからも決してなくなることのない、人類の最も貴重な文化的財産です。その高い使命と志を胸に、この仕事を選んだ皆さんが、将来、その選択を後悔することは決してないでしょう。
ぜひ皆さんが「教える仕事」を通して、自信に満ちた豊かな人生を歩んでいかれることを願っています。